iPodとiTunesと音楽ケータイ

相変わらずAppleの勢いが止まらないようですね。
年明けそうそうのIntelCPUを搭載した「MacBookPro」が発売されて早8ヶ月。今では全ての製品のIntel化が完了。
最初は"CoreDuo"だったのも、気がつけば"Core2Duo"化されてますし。「MacPro」にいたってはXEON搭載。はぁ。

そして昨日の"iPod nano"、"iPod Shuffle"、"iTunes 7"のアナウンス。
見たらUSBメモリ形だったShuffleがクリップ型に。nanoはiPodと同じタイプから懐かしのmini型アルミ筐体に。
すごいっスね。もう、この展開。スピード。


MicrosoftがVistaでモタついてる間にイテまえ〜ですよ。
Zune」なんて入る余地を与えない囲い込みの勢いだ。


iTunesは、若干デザインが変更されて落ち着いた感じになった模様。
今回の目玉はなんと言っても「ギャップレス再生」のサポートに尽きるかと。これでiTunes長年の課題だった曲間に無音部分を挟むことなくシームレスに再生することが可能になりました!これはiTunesのソフトウェアの設定画面からではなく、ライブラリの楽曲のプロパティから曲単位の設定になります。
これでライブ盤の音源も、Beatlesの「Abbey Road【B面】」も違和感なく連続再生で聞くことが出来ます(嬉)。


それからミュージック・ライブラリの表示切替が可能になったUIがかなり秀逸ですね。この機能に伴い「アートワークを入手する」機能も追加されたようです。今までのようにサードパーティー製ソフトウェアを使ったり、プラグインを追加したりすることなくジャケットをダウンロード出来るのが非常に便利です。tama-aceくんとか大喜びだろな。
ただし僕の場合、容量6GのiPod miniに最大限楽曲データを詰め込んでいるので、かさ張ってしまうアートワークは一切取り込んでいません。持ち歩くのならジャケット1枚より楽曲1曲の方が大事ですからね。
と言うことで、僕はカバーブラウズにしても味も素っ気もない真っ黒な音符ジャケが表示されます。さみしいなぁ。

ちなみに、iTunes 7にバージョンが上がったことにより、「iTunes Music StoreiTMS)」も「iTunes Store」に名称変更だそうです。なんでもゲームや映画のダウンロード販売を開始したのでMusicに特化したストアじゃなくなったってことらしい。


それにしても記録媒体がフラッシュメモリで容量8G、デザインは大好きなアルミ筐体。今度のiPod nanoかなり欲しいです。
いやでもやっぱりvideo見たいから、今買うなら第5世代iPodかなぁ。いずれ160GクラスのiPodが出るそうなのでそれまでは我慢しますです。


さてさて、今日の気になった記事から少し抜粋。

 音楽サイトからのダウンロード購入は、パソコンを経由するとクレジットカードでの決済が一般的だ。だが、携帯サイトなら電話料金と一緒に支払える。au広報部の新井宏史主任は「クレジットカードを持たない10代の若者にとって、電話料金と一緒に音楽代も支払えることが、着うたフルの魅力の一つになっているようだ」と話す。

携帯電話 音楽ケータイが熱い♪ しのぎ削る各社


「携帯デジタル音楽プレーヤー」の爆発的な普及の影で「音楽ケータイ」なんて今更と思ってましたし、「ケータイで音楽聞く」=「PCを持っていない」人たちばかりだと思っていました。が、どうも実態は上記記事のようにクレジットカード決済が出来ない、もしくはネットでのクレジット決済を嫌う人達に受けているようですね。

確かに「iTunes Store」でダウンロード購入した人より、「着うたフル」で楽曲をダウンロードした人の方が身近に多いように思います。見てて僕が思うのは、カード決済が出来ない/したくないと言うよりは、代金がケータイ代に含まれて請求されるから買った意識があまりない感じ。*1
支払いが一元化してるってのはやっぱり強いなぁ。



追記:いつのまにやらソフトバンクがこんなパッケージ販売を!!
「スーパーボーナス+iPod nano」
1万円ほど安くで買えちゃうみたいです。

と言うよりも、上のロゴはかねてから噂の『iPod携帯』販売の前兆ですか??*2

*1:実際はiTunes Storeの方が着うたフルより1曲あたりの単価は安いです

*2:深読みし過ぎ??